概要
会社は突如として「本社製造機能を滋賀工場へ異動させる」と発表しました。
本社組合員は家庭的事情からそもそも異動することが極めて困難な状況であり、事実上の解雇を前提とした移転です。
組合としては組合員の生活に密接に関わる本社向上移転について誠実な説明と協議を求めています。
現在の経過
本社工場移転について交渉が進まないことから、大阪府労働委員会へ2018年2月に救済申立を行いました。その後、労働委員会での協議の末に同年12月に和解協定を締結しました。しかし、その後の交渉においても不誠実であったため、大阪府労働委員会に不当労働行為を申立てました。府労委では救済命令がでましたが、2022年6月2日中労委での和解が成立し、労使双方誠実な姿勢で交渉につくことが約束されました。